こんばんは。文具ソムリエールの菅 未里です!
この度、文具lady.を結成しました。
会社員で文具ソムリエールの菅未里と主婦でフリーライターの福島槙子(まき)、どちらも大の文具好き。
文具好きと一言で言っても、楽しみ方の違いがあるよね、という話から2人で文具ユニットを作りました。
そして「文具レディ」は女性で文具好きだと「文具女子」と呼ばれるけれど、もう女子って年齢でもないよね…と違和感を覚えていたところから名付けました。
レディの、レディによる、レディのための文具語りといいつつも、レディから見たジェントルマンのぐっとくる文具やその仕草など自由に書いていきます。
さて、ご挨拶だけではもったいないので、
まきと話題になった文具の楽しみ方について。
私は文具好きが集まる場所である違和感を覚えていました。
文具には「筆記具」「ノート」という分類だけでなく楽しみ方に違いがあるのに、それについてあまり追究されていない。
例えば
内部構造が気になるメカ好き、外見重視のビジュアル好き、ノック音や機械音にこだわる音好き…
同じ文具に対しても好みによって「この音がいい!」「性能がいい!」「見た目がいい!」と押すポイントは違うのです。
どんなものがあるのか?以下、ならべてみました。
ついでに鉄道マニアのように名前もつけてみました。
重視するポイント、楽しみ方→名称
①内部構造→メカ文
②見た目→ビジュ文(ビジュアル文具)
③音→音文
④コレクション→蒐集文(しゅうしゅうぶん)
⑤新商品→新文
⑥文具屋巡り→ショッ文(しょっぷん、ショッピングから)
⑦変わり種→イロブン(きたでたくさんのイロモノ文具から)
⑧高級ブランド→ハイ文
少し解説を加えます。
①メカ文:内部構造に萌える
とりあえず買ったら分解する
例)クルトガの内部機構がたまらない!
②ビジュ文:見た目に萌える
とりあえず可愛ければOK!
見た目がいいと気分も楽しくなる、それでいいじゃない!
③音文:音に萌える
文具から出る音が好き
例)シャープペンの芯が出てくる時の音、鉛筆と紙の摩擦音にしびれる!
④蒐集文:コレクション好き
例)クルトガコンプリートしてます。LAMYの限定色は全て持ってます。
⑤新文:新商品はかかさずチェック
新しい物が好き。新商品は片っ端から試したい!
⑥ショッ文:文具屋巡りが趣味
買うことはあまりないけれど文具屋さんを覗くのが好き。
例)1日3件回っても飽きない。買わなくてもいい。見てるだけで楽しい。
⑦イロブン:変わり種好き
はたしてこれは文具として使えるのか、これは無駄な機能ではないのかと利便性など皆無のバライティ文具に心踊る。
⑧ハイ文:高級ブランド好き
パーカー、クロスなど百貨店系文具好き。
見た目もリッチな文房具が好き。
まだまだ分類できそうですね。
「万年筆好き」はどのカテゴリーに入るのか考えてみましたが、どうも万年筆は万年筆という違うカテゴリーが必要なのではないかと考えています。
今後、文具の紹介をする時、ひとつの文具にたいしてそれぞれの視点からのおすすめポイントを紹介してみようと思います。
ちなみに私は②のビジュ文です。
見た目が好みじゃないとなかなか使い続けられません。
文具好きからは異端のような扱いを受けることもあるのですが、可愛ければ多少の不便も乗り越えられます。
③もなかなか。
ダース買いした鉛筆の箱の中から一本だけ鉛筆を抜き、箱をふった時の鉛筆どうしがぶつかる音、好きです。
さて、あなたは何文でしょうか?